仕事のできる人
毎週お世話になっている、病院があります。
そこで、私もアルバイトとして、簡単な症例の麻酔を担当させてもらってます。
女性が多く、ママさん麻酔科医も多くおられ、仕事ぶりに尊敬してしまう方々ばかりです。
その中で、仕事ができるって、こんなことじゃないかと感じることがありました。
大きな病院では、手術室も沢山あります。朝から何部屋も同時稼働して、並行していくつものオペが行われて行きます。
麻酔科的にはそれをまとめて俯瞰しているスーパーバイザーという役割の先生がいます。
全部の症例の、患者情報、手術内容、麻酔内容、問題点、リスクなどを把握しています。
軽症の患者さんから、重症と思われる患者さんまで様々です。
それぞれの患者さんの問題点を把握し、リスクを見積もり、対応策を準備したり、よりよい麻酔法を計画します。
ただ、正直全ては予測でしかないので、どっちに転ぶかわからないことももちろんあります。リスクを天秤にかけ、どちらがより安全かということを、文献や教科書や経験から総合的に判断します。
色んな先生の意見ももちろん聞いたりします。
そんなスーパーバイザーの先生の仕事ぶりを見ていて、本当に症例へのコミットメントが高いんだと実感しました。また、何が起こるかわからない部分の判断は、ある意味覚悟も必要です。
「コミットメント」と「覚悟」か、、
と改めて思いました。
自分は、どうなのか。コミットメントと覚悟はどれくらい強く持てているか、自分自身に問う機会になりました。
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