ダイバーシティ、ワークライフバランスとは言うけれど、、

先日、昔の同級生と話す機会がありました。



私と同じように2人の子供の子育て中で、週3回のような形で病院勤務をされているそうです。



とはいえ、職場でのママさんの立場は非常に弱いと言っていました。



おそらく、他の人より勤務日数が少ないとか、夜勤は免除されてるとか、そういうことがあり、やはり、立場的にとてもこちらの要求を言えるような雰囲気ではないとのことでした。



ママさんだと、朝の開始を30分だけでも遅くしてもらえるとか、誰にでもできる雑用を他の人にしてもらうとか、ちょっとした業務の調整で、楽になることがたくさんあるのに、そういうことも言えないといっていました。



世間では、ワークライフバランスだとかいっていますけれど、ママとして働くことの大変さ、というか、立場の弱さというのが、ふつうにあることを改めて認識しました。



それの背景にあるのは、やはりがむしゃらに頑張るベースの価値観が大きくあるのではと思いました。より長時間職場にいる人の方がえらい、より長く仕事をしている人の方がえらい、まあ、たしかに組織にしたらそうなのかもしれません。



しかし、単に長時間仕事をしているからえらいといえるのでしょうか?



時間以外にも、その仕事内容や、個人の能力の違い、個性の違い、まわりへ与える影響度の違い、色んなものが仕事には含まれるように思います。



単に職場に長くいる=貢献してるともいえない部分もあるかと思うのです。



私は今アルバイトとしてしか勤務していませんが、子育て前提なので、開始時間を30分遅らせてもらうとか、勤務日数とか、調整した上での仕事なので、そこを1番尊重して頂いているのが当たり前だったので、逆にこんな自由にさせてもらってるのは、本当にラッキーなことなんだと感謝の気持ちが湧いてきました。



多くのママさんは、職場での立場に気を使いながら、でも子育てや家事も完璧性が求められてしまうような雰囲気の中で、本当にがんばっているんだなと思いました。



サポートし合う、仕事を分け合う、多様性を認める、そういったことが必要だとは言われていますが、現実はまだそこまで追いついていないことがほとんどなのかもしれません。


しかし、この先労働人口が減少していく中で、やはり、効率的に働いていくためには、個人の事情に対応した働き方というのが、必須になってくるとは思います。

多良見かなえ 沖縄ゆんたく日記

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