コロナより大事なこと
コロナの騒ぎがなかなか大変なことになっています。
正確な情報や冷静な判断、恐れや不安に巻き込まれないこと、、などが重要なのかなと思っています。
しかし、なぜここまでコロナで大騒ぎになっているのか、、、
考えてみました。
「風立ちぬ」という映画をご存知でしょうか。
戦争の時のお話です。
あの頃結核は不治の病でした。
結核は空気感染します。
主人公は恋に落ち、結核でサナトリウムに送られる恋人と結ばれます。わかっていてもです。
病気だからって、この先一生会えないであろう人と、一晩でもいいから一緒にいることを選ぶのです。
自分も同じ病気になるかもしれなくてもです。
コロナで大騒ぎしている現代人。
人間はおそらく、死が身近なものでなくなり、死を自分からは遠いものだと勘違いするようになったのかもしれません。
コロナが怖いというのは、突き詰めたら死ぬのが怖いということです。
自分がいつ死ぬかなんて誰にもわからない。
コロナじゃなくて、交通事故で明日死ぬかもしれません。
高齢者で弱った人でないならば、コロナで死ぬ確率よりも、自動車事故で死ぬ確率の方が高いかもしれないのです。
コロナが怖いのは、まだ正体がはっきりとわからないからよけい怖く感じる、、
そして、はっきりとした治療薬が現時点では確立されてないから怖いのかもしれません。。
その前提となる立ち位置は、裏返すと、人間は何でもわかっている、また、人間には治療できない病気はない、、それくらい傲慢な考え方なのかもしれません。
人間が理解してないことなんて山ほどあります。また、人類は色々な病を克服してきたとはいえ、治療法の確立してない病気なんてまだまだ山ほどあるのです。
それなりに、医療技術も発展して、過去には不治の病といわれたものも、今では大したことない病気になっていたりもします。
しかし、かといって、人類が死ななくなった、また、何でも病気は治療できるようになったかというと大間違いです。
コロナの死亡率は高齢者でなく、基礎疾患のない人であるならば、かなり低いということはわかっています。
コロナでここまで大騒ぎするということは、人類の末期の症状、心と体が弱くなっている証拠なんじゃないかなと思いました。
映画「風立ちぬ」や、「この世界の片隅に」などで描かれる、人間の弱いけど強い面、そんなものを確かめられたらいいのにと思いました。
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