自己肯定ってこういうことです
自己肯定感を高めるとかってよくいいますよね。
これって一体どういうことなのでしょうか?
「自己肯定」って、「自分を全部肯定する」ということになります。
なので、実は自分の嫌なところも、ダメなところも、どうしようもない所も全て、認める、自分のものとして認めてあげる、ということになります。
「自分はこんなこともできない、なんてダメなんだ、そんなふうに思う自分は本当にダメだ、ここにいる価値がない、できることならなかったことにしたい」っていうのは、自己否定気味です。
「自分はこんなこともできてない、本当にダメだ、ダメな自分だ、ここに存在する価値なんてない、、、、、でも、そんなふうに思っちゃったけど、仕方ないよね、それも自分だし、生きてるし」みたいなのは、自己肯定になります。
最後の部分が違いますよね。
どんなにダメな自分、最低な自分がいたとしても、それも自分なんだって認めることが重要です。
大抵の人は、思いつく限りの最低なことを思ったとしても、それを実行するってことはたぶんあまりしないとおもいます。
逆にいうと、どんなに人に言えないようなことでも、犯罪に入るようなことでも、実行しないで、頭の中で思うだけであれば、はっきり言って何を思ってもいいんです。
それが、自己肯定になります。
どんなに弱音でも。どんなに泣き言でも。考えたら頭がおかしくなりそうなことでも。人を恨んだり、傷つけたいと思ったり、殺したい!と思ったり、、じぶんの中で湧いてくることは、全部ありなんです。
それを、こんなこと考えちゃいけない、とか、こんな弱音思っちゃダメだとか、否定していると、その思いってどんどん溜まっていってしまうのです。
自分のネガティブを認めないで、ポジティブの上塗りばかりを続けると、本人的にはとても辛い心理状況になっていきます。
抑えぐせがついていると、どんどん貯めて、ネガティブなことを思わないようにとかしてる場合もあります。
本人がどこまで顕在意識でそれをとらえているかはわかりませんが、(ためてる自覚がなく麻痺してることもあるので)、自覚のない場合はちょっと深刻かもしれません。
溜め込んでるなと思う人、少しでも、こんな自分がいるんだ、人には言えないけどこんな弱い自分がいるんだ、どうしようもない最低な自分がいるんだ、、、何か出てくるものがあれば、ラッキーです。
自分の中でその思いを認めていきましょう。それが自己肯定につながります。
ありのままの自分を認めるって、そういうことです。
溜め込んでるなと思う人、ポジティブの上塗りばかりしてきて、でもホントはそうじゃないなと思う人、ヒーリングすると自然と楽になっていきます。
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