古い自分と新しい自分
古い自分と新しい自分がせめぎ合う。
古い自分は、今までの安定の世界にいようとする。
新しい自分の芽が出てきている。
まだ弱く小さいので、簡単に古い自分に負けそうになる。
古い自分は、たとえば、
今までの自分の方が安心だよ、そうやって生きてきたんだから、これでうまく行ってたじゃない。
って言ってくる。
新しい自分の芽を徹底的にたたきのめそうとしてくる場合もあるかもしれない。
でも、古い自分だけでやっていくのは、もうなんだか、少し窮屈なのかもしれない。
新しい自分の芽を感じると、そっちの方がのびのびできそうだし、本来の自分に近いような気もしてくる。
新しい自分の方が清々しいかもしれない。
古い自分を捨てるのは簡単ではない。
でも、新しい自分になったからと言って完全に古い自分を捨てるわけではない。
死ぬわけじゃない。
新しい自分と古い自分が、共存して、どちらの自分も生きていく。
同時に生きていくこともできるはずだ。
ひとりの中にいろんな自分がいる。
そんな風に生きていくのが、これからの世界を生きていくのに必要なことかもしれない。
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