受け取れなかった食事とワイン

少し前ですが、食事会に参加しました。

普段は肉をモリモリ食べる私ですが、美味しい料理ならなんでも好きです。

この時は、主催者行きつけの料理店で、その方は普段からヴィーガンなので、ヴィーガンかそうでない食事か選べました。

横目においしそうなチャーシューやお肉料理がでてくるのも眺めながら、、ヴィーガンの中華料理のコースをいただきました。

2皿目くらいまでは、ぺろりと食べられていたのですが、3皿目にそら豆とキノコのあんかけのようなメニューが来ました。途中で箸が止まりました。

終わらぬうちに甘鯛の代わりにアヴォカドを使ったお料理が出てきました。

小さなお皿にちょこんと出てきて、千切りの長ネギものっていて、どんな味付けなのかとても気になりました。

ところが、平行してワインをいただいていたのもあり、アルコールがまわってきて、それ以上食べられなくなってしまいました。

ワインも食事もとても質が高く、エネルギーの高いものです。ワインはその土地のナチュラルワインで、浄化作用もかなりありそうなものばかりでした。

高すぎるエネルギーに当たって、それ以上身体と心が受け付けなくなってしまったようでした。

席を離れて広い椅子で横になっていました。

すでにいただいた料理を戻してしまうことは絶対したくない！！と耐えていました。

そのまま食事会は終わりました。

最後の冷たいデザートだけは、持ってきてくれましたが、イチゴしか食べられませんでした。

あの食事とワインを全て受け取れなかったことが、自分の中ではかなり、心残りです。

ここまで悔しがる、食いしん坊な私。単なる食事というもの以上に、食事とワインから心身ともに受け取るものがあったのですが、それを、逃してしまった悔しさみたいなものもあります。

自分を見つめて、心づもりを決していきたいと思います。