対立し合ってる場合ではないのかも

今日はとある患者さんに、思っていることをそのまま話してみた。



アメリカ人と日本人のハーフで、多くの時間アメリカで育った方だ。なので、日本に対する見方がやや批判的な部分がある。



彼にしたら注射は打って当然なので、私が打ってないというと、(えっ!?信じられない、医者なのに、、やっぱり日本は医者でさえこんなだし、対応が遅れてる、、)みたいなオーラが発せられていた。



悪い人ではないので、その後会った時にも「先生、もう打った?」なんて気軽に声をかけてくる。



その後も毎週金曜日にお会いするので、(医者なのに打ってないの、、)みたいな、やや気まずい時間が数週間過ぎていた。




今日は話の流れでまた、その話題になり、アメリカはもうマスクを外して経済活動も戻ってきてる、上向きになってる、今日のグッドニュースは日本人の母がやっと注射打てるようになった、、という話題。



どうやって話そうかなぁとも思っていたけど、とりあえず自分の知ってることや思うことをそのまま話してみようと思った。



自分の知ったデータ、でも解釈次第でどうとも取れる。



副反応で亡くなっている人はたしかに多いが、割合からするとかなり少ない、ほとんどの人は死ぬことはない。でも、インフルエンザの注射に比べたら、人口比換算で、めちゃくちゃ多い。



今までにない初めて世に出たタイプの注射だし、もうこれは仕方ないみたいに話してみた。



数字をだすと、やはり、えっそうなんだって、驚かれている様子。でも、まぁそれでも全体からみたら少ない。。



日本やアジア人は元々の免疫があり、はやり病には自然免疫で対処できているし、治療方針や治療薬も結構わかってきた。。



あなたも半分日本人の遺伝子入ってるし大丈夫よ、いや、半分しか入ってないからやっぱり安心できないから打つよ、みたいなお話で、


まぁ、とにかくどんな経緯からかはわからないけど、安心して、アメリカみたいに経済活動再開して、マスクなしの日常に戻れる、そういうことは重要だよね、みたいな結論に。



なんというか、お互いがお互いの立場を認められない状態で、対立し合っていても本当に時間とエネルギーの無駄だし、何か統合的な方向を模索した方がまだいい、、と思えた今日の患者さんとのやり取りでした。




結局、推進派と、反対派が対立した状態では、そこから消耗して沈んでいくだけのような気がしました。





多良見かなえ 沖縄ゆんたく日記

力を抜いてリラックス〜自分を大切に。本質的な健康を目指す方への情報提供のサイトです。

0コメント

  • 1000 / 1000