トラウマが多いと世界が危険で安心できないものに見えてしまう

トラウマが多いというのは、なかなか自分で気づきにくい、という一面はあります。


かくいう自分もそうでした。


トラウマというような概念もあまり知らなかったのもあります。


今からおもえば、劣等感や自己否定のかたまりで、とにかく、心が安心できないし、まわりの世界は危険で怖すぎるというような感覚で生きていました。誰かに認められたいと強く思っていました。


自分では客観的に評価しにくい、幼少期や胎児期からのトラウマですが、これが多いと、警戒しながら生きるとか、常に安心できない、人に心を許せないというような、まあ、「症状」といってしまうと、病気のようにも聞こえますが、そこまでいかなくても、こじらせてしまった症状のような中で生きていることになります。



世界が安心できるものではない、危険なものに思える、、とは、まさに今の感染症の状況にも重なるものがありますが、実際、もしかしたら、集合意識的なトラウマが膨らんで、このような恐怖感の強調された報道などを生み出してしまっているのかもしれません。



とにかく、個人のレベルでもトラウマが多い状態の場合は、常にまわりの顔色をうかがったり、周りに合わせてしまったり、世界が自分よりも、周り、そちらを優先して生きたりしてしまいます。


ですので、安心感もあまりないし、常に不安や自己否定の声が強くて、そういうものを埋めるために必死に、不安から逃れようとがんばって生きてしまいます。


そうすると、自分の本心や、本音というものに耳を傾けてなくなってしまうので、自分が本当にやりたいことや、好きなことがわからなくなっていることが多いのです。


将来何になりたいかわからない、何を本当にやりたいのかわからない、そんな状態の人はトラウマが強い状態で生きてきてしまっている可能性が大きいです。



トラウマの少ない状態の場合、よりリラックスできていて、この世は危険なものでもないし、自分の心の声に従って、淡々と、地に足のついた楽観主義で、静かに楽しく生きられる、そんなイメージがあります。










多良見かなえ 沖縄ゆんたく日記

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