成人しても親との関係にわだかまりがある場合は

前回の記事で、子育て中の方は、まずは親である自分が先に癒されようという話をしました。



今回の記事では、成人した自分に何か親との間にわだかまりがあるような場合についてです。



大抵の方は、やはり大人になっても、親との関係に何かしらスッキリしないものを抱えている方が多いのではないでしょうか。



例えば、就職先に関して口を出してくる、結婚相手に関して口を出してくる、子育てに関して口を出してくる、など心配を装って過干渉してくる親というのは多いとおもいます。



親にしたら、子供のためを思って心配してると思っているので、子供の決定権の領域に踏み込んでいるとは考えもしないことが多いでしょう。



また、親の方も育てる過程で色んな思いがあるとおもいますので、例えば、学費を頑張って工面してそれなりの大学に行かせたんだから、資格のある安定した職業についてほしい、とか、それなりの人と結婚してほしいとか身勝手に思うわけです。



親の気持ちもなんとなくわかるのですが、子供にしたらいい加減もうほっといてほしい、自分のやりたいようにやるから、踏み込んできてほしくないという気持ちでしょう。



そういう風に、親がうざい、とはっきり思える方は、まだ自立している方だとおもいます。



もう少し親との関係が深刻そうなのは、親のそういうコントロールに気づかないまま、大人になり、親のいう通りに生きてきた場合は、自分の本当にやりたいことや、自分自身というものがわからないまま大人になっている可能性があります。



気づかないうちに親と共依存の関係になっていて、自分の本当の気持ちがわからなくなっているような場合です。アダルトチルドレンとかも含まれるのではないかとおもいます。



そいういう方が大人になると、今度はパートーナーとの関係に問題が出てきたり、子供との関係に問題が出てきたりするわけです。自分の親との問題が、パートナーを通して、または子供を通して出てくるので、そこで学び直しましょうというサインにもなります。



親からどの程度自立しているかというのは、とても重要なことだとおもいます。



かくいう私も、自分の親から完全に自立できているのかと言われると、自信を持って100%とは言えない面ももちろんあります。それでも、ヒーリングを受ける前に比べたら、格段自立してきたと思います。



で、何が言いたいのかというと、結局、親とのわだかまりを解消するのに、ご自身のバーストラウマやインナーチャイルドを解消する、というのはドンピシャで効果がありますよ、というお話でした。



もし、今現在、何かパートナーとの間に問題があるとか、子供との間に問題があるというような方は、自分と親との関係を小さい頃から見つめ直してみると良いかと思います。
















多良見かなえ 沖縄ゆんたく日記

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