感情が滞っていると意識がそこに固定されやすい
漢方を勉強しています。
漢方には、気・血・水という概念があります。健康な場合は、これらのめぐりがよくて、滞りなくめぐっているようなイメージです。
気が滞ったり、気が足りない場合は気を補うお薬を使います。
古い血がどこか一部に溜まってしまってる状態は、瘀血といって、女性の生理不順なとで有名ですが、瘀血の状態を流すような作用のお薬を使います。
今日は感情のお話をしようと思いましたが、感情を漢方でどのように捉えるかですが、気の一部には入るのかなと思います。各臓器に特徴的な感情といったものもあります。
エネルギー体的には、感情はアストラル体というところに存在します。滞った感情はそこに溜まっています。
感情的にわだかまりや滞りがあると、意識がそこに固定されて、いつも同じような状況で同じような感情が出てきたり、それをちゃんと認めて感じられたら良いですが、例えば、悲しみなど感じたくないものである場合、無視をして、感じないことにしたりしてしまうのです。
そうした場合、悲しみの感情は封印されてどんどん溜まっていってしまうのです。
このエネルギーが溜まりすぎてしまった場合、物理的な身体に影響がでるのは、想像に難くありません。
感情の滞りは体や健康状態に大きな影響を及ぼします。
またもちろん、心理的にも、感情を感じないでいることは、かなりしんどい状態になってしまいます。
普段感じないようにしている分、急に溢れ出して、怒りが爆発するとか、人間関係に影響を及ぼします。
感情の滞りをとって、すっきりさせていくことは、心身の健康にとても重要です。
感情カウンセリングでは、お話していただくことで、自然に感情のわだかまりが溶けていくようなイメージです。
感情カウンセリングのトレーニングコースでは、自分で感情の根本的な解消方法を身につけます。ですので、これを学んで練習すると、自分一人で感情の処理ができるようになるのです。
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